草書☆

こんばんは☆

モモです☆

今日は書写検定の過去問題集から、草書の勉強をしました☆

草書(そうしょ)とは、私達が今使っている楷書(かいしょ)崩さない字の前身です。
明治時代の小学校の教科書は、草書で書いてあったとか…ちょっとの崩しではないのです、元の漢字が全く分からない程の崩し方が草書です…苦笑

草書は、書道をしている私でも読み書き出来ません…なんとなくその時の面影で読み解くことが出来る漢字もありますが、正直無理なものが多いのです。

今の現代人は楷書で字を学び、教科書は印刷文字の活字体で書かれている為、草書に触れる機会はまずありません。草書を書けなくても全く問題はありません。
しかし、書道の勉強、特に書写の勉強(文字を正しく書き取る) をしていくなら楷書の前身である草書の勉強も必要になります。
これも、大切な歴史です。

書道には古典という、優れた人たちによって書かれた作品があります。日本へは中国から漢字が伝わり、中国では凄い字を書く人たちがいました。それが今の古典として語り継がれ、学校教育でも教えられています。古きものから新しい課題として書道を愛する人々に受け継がれています。

古典の楷書作品には、書写体(しょしゃたい)という、辞典には普通載っていない漢字も使われています。しかし、書写体は書道の聖地でもある中国から伝わったこれもまた歴史深い正しい字でもあるのです。もちろん草書で書かれている作品もあります。古典を勉強する上で、ちがった書き方の漢字や書体、書風を学ぶことはあたりまえのことなんだと思います。

すごく崩された字から、現代に至っているのです。普段、楷書しか書かない私にとって、草書はとても難しいのですが、明治時代に生きた方は、草書を読み書きするのがあたり前で、、その知識が備わっていたのかと思うと、読み書き出来ない自分が、書道を愛する者として少し恥ずかしい気持ちになります。

だからこそもっと知りたい!勉強したい!って思いになります。
ひとつひとつナゾを解くように…今日も分厚い本をめくります…


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